・ホストファミリーの仕事や家族構成は?
・お金持ちって本当?
・どこに難しさがあるのかも知りたい!
今回はこのような疑問をもっている方の不安を解消できる記事になっています。
なぜなら実際にファミリーと暮らした経験やインタビューが多かったからこそ感じた傾向、オペア友達から聞いた話などがあるからです。
さらに体験してわかったリマッチするぐらいの難しさについても具体的にシェアします!
記事を読むことで、ファミリー(特にホストペアレント)と一緒に生活するイメージや理想のファミリー像がわくはずです!
ホストファミリーはお金持ち?
ズバリ、お金持ちです!
アメリカのお金持ちの家ということで、みなさんが想像する通りの大きい家です。笑
またお庭にプールやトランポリンがある家もあったりします!
ファミリー次第ですが、オペア用の車や専用バスルームが福利厚生のような感じで用意されているところも!
そしてホストファミリーは現地エージェンシーにかなり高額の登録料を支払っています。
オペアも参加のために日本のエージェンシーに支払いますが、その何倍もするみたいです。
そこからオペアの往復航空券や保険代金などが負担されるからありがたいですね。
さらにオペアのための個室を用意できるだけの家に住んでいて、
大人が1人増える分だけの食費・水道・光熱費、その他もろもろの雑費。
毎週の給料、学費も補助する余裕があるのは、お金持ちだけですよね。笑
ではそんなホストファミリーはどんな人たちなのか深掘りしてきましょう!
家族構成
ファミリーのなかでも特に親御さんに焦点を絞ってお話していきます!
難しいかもしれない場面も交えてシェアしていきますね。
パパ・ママのご家庭
僕がいただいたオファーでは1番多いパターンでした!
共働きということで忙しく、子どものお世話をしてくれるオペアを求めています。
女性ならお姉ちゃん、男性ならお兄ちゃんのように関わるイメージだと思います。
難しいかもしれない場面
パパとママの連携が取れていないと、それぞれから別々の指示がくるかもしれません。
なので毎回混乱しますし、どっちの指示を聞けばいいのか確認したりが必要ですね。
他には話し合いのときなどに、どうしても2対1のような構図になってしまいがちです。
ハッキリと意見を伝える文化があるので、自分も意見をしっかりと伝えられないと結構タジタジになってしまいます。。
シングルのご家庭
アメリカは婚姻率も高いのですが離婚率も高く、シングルのご家庭も多いようです。
やはり大変忙しいということで、住み込みで子どものことをケアしてくれるオペアは重宝されているみたい。
このパターンでは女性ならママ、男性ならパパのような役回りの需要もあります。
難しいかもしれない場面
シングルのご家庭ということで、より忙しい可能性があります。
なのでオペアプログラムの仕事内容ではありませんが、
一緒に生活する家族の一員として食事作りをお手伝いなどもあるかもしれませんね。
グランドペアレント(祖父母)もいる二世帯
おじいちゃん、おばあちゃんも一緒に住んでいるご家庭もあります。
これは良い所も難しい面も含まれているかもしれないので、
イメージがしやすいように少し詳しくお話しています。
良いかもしれない場面
僕のオペア友達の家ではおばあちゃんが一緒に暮らしてる家庭でした。
そのおばあちゃんが本当に優しい方で救われることがあったようです。
例えば「仕事や生活で困ったことはないか」と聞いてくれたり、
些細なことでも受け止めてくれて、ホストペアレントとの間にも入ってくれたり。
そんな方々ならぜひ一緒に暮らしたいですね!
難しいかもしれない場面
意図せずでも”子どもとの関わり”を見られていることが考えられます。
監視とまではいかなくても、なんとなく存在を意識してしまいますよね。
もちろん見られているという意識で身が引き締まるのは良いこと。
でもどこかやり辛さがあるかもしれません。
例えば子どもに注意のお話をしたりする時に、かんしゃくやダダっ子の状態になって子どもが注意を受け入れられないことってありますよね?
こんなとき落ち着いてもらうためブレイクタイムをとって、あえて関わらないという関わりがあると思います。
でもかんしゃくがエスカレートしたりギャン泣きをしていたら、
虐待を疑われたり、オペアがトラブルを起こしていると思われてしまう可能性も。
そうならないためにも、きちんと日頃から話しておくことが大切ですね。
ペット
オペアプログラムは”子どもに関係することだけが仕事”です!
なのでペットの世話はオペアの仕事に含まれていません!
ですがファミリーによっては餌やり、散歩、室内でのおしっこ・うんちの後片付けまでさせられることも。。
明確に指示がなくても特に空気を読む力が強い日本人、
良かれと思ってやってしまいそうですよね。
しかし、それを当たり前に考えてしまうファミリーもいます。
なのでペットを飼っているファミリーには要注意です!
もともと「動物のお世話も大好き!」という方も世話する覚悟でいった方が良いかもしれません。
生活
オペアを求めるぐらいなので、基本的にホストペアレントは忙しいと心得ておきましょう。
平日は仕事後に毎日夕食の準備しながら、子どもたちの宿題チェックや習い事が上手になってきたか見せてもらったりなどされていました。
ですが土日など休みには家族の時間をすごく大切にされていると感じました。
例えば家で一緒に遊んだり映画鑑賞やBBQをしたり、誕生日会や季節のイベントではホームパーティーなどなど。
またオペア留学にしかない特典として、ファミリーが旅行にいくときはオペアも誘うことになっています。
なので僕も毎回のようにドライブでの遠出や旅行に誘っていただいて一緒に楽しませてもらうことばかりでした。
最初は友達も知り合いもいなかったので、週末のイベントに参加させてもらえてアメリカ感も味わえるのは本当にありがたかったですね!
仕事
パパ・ママがいる家庭では共働きが基本だと思います!
ちなみに職種は僕がみてきた限りでは、お医者様とエンジニアの方々が多かったですね。
働き方としては勤務先に毎日出勤する形もありますが、その他のタイプもありました!
在宅勤務
アメリカは在宅勤務が日本よりも進んでいることもあって、家で仕事をすることがよくあります。
・完全に家で仕事をしている
・週に何日かだけ
・通院など都合に合わせてたまに
など幅広く、融通がきくようです。
良いかもしれない場面
取りたい授業や参加したいイベントやクラブ活動があるときなどに、勤務スケジュールを調整してもらえるかも!
ホストペアレントが勤務先にいくタイプだと、それに合わせたスケジュールで仕事をすることになるので、参加しにくいことが多いです。
なので融通してくれるファミリーのところなら、これは本当にありがたいです!
他には在宅勤務のパパ or ママが厳しいと子どもがやんちゃになりすぎず、怪我が少なかったり促しやすいかもしれません。
もしなにか緊急トラブルがあってもすぐに駆けつけてもらえるのが安心ですね。
またいつも家にいるなら、きちんとペットのお世話もしてくれます。
さらには「おむつ交換とか汚いことは全部やるからね!」というホストマザーもいました。
難しいかもしれない場面
仕事をしているパパ・ママのところに子どもが行ってしまう難しさがあるかも。
例えば単純にママやパパと遊びたくて行くだけなら可愛らしくもあります。
ですが仕事に集中したくてオペアを求めているので、あとでオペアも注意されたりや評価の目が厳しくなるかもしれません。
あとはさっきの逆で、子どもを必要以上に甘やかしているホストペアレントだと難しさになるかもしれません。
具体的にはオペアに叱られるのが嫌で逃げていってしまうことが考えられます。
敏感すぎるホストペアレントだと虐待の疑いをかけられそうな場面ですね。
子どもだけのときと、子どもの近くに親御さんがいるときって結構違うことがあります!
家ではやんちゃなのに、保育園では引っ込み思案な子っていたりしますよね?
パパ・ママが近くにいることで“子どもとオペアだけ”のときよりも関わるのが難しい瞬間もあるかもしれません。
夜勤
これはオファーをいただいたファミリーであったのでシェアしますね。
両親が共働きで、ママが救急救命のお医者様、パパが会社員。
お子さんには0歳の赤ちゃんがいるというファミリー。
赤ちゃんはまだまだ夜泣きがあるお年頃だけどママは夜勤があって、
パパは会社勤めだから朝から仕事にいくという生活リズム。
インタビューで聞いたところ「オペアは深夜の勤務はない」というお話でした。
しかしこのファミリーはそのときいたオペアとリマッチ中。
その人は「不規則な勤務がいや」という理由だったので、少しあやしかったですね。。
関わるうちに子どもたちのことを可愛く思えてきますし、
お世話になっているホストペアレントを助けたくなるかもしれません。
夜勤シフトだと昼間に出かけることもできてメリットかも。
でもその生活が続くと僕はきついと思ってしまったので辞退しました。
ホストペアレントが夜勤のある職種のときは必ずスケジュールを確認しましょう!
性格
一緒に生活させてもらったファミリーだけでなく、インタビューも数多くしましたし、オペア友達のファミリーにも会いましたが優しい人ばかりでした。
またどのホストファミリーも子どもを深く愛していて、とにかく子ども想いです!
そもそもオペアを求める理由も、
自分たちの忙しさのせいでさみしい思いをさせないためだったり、
子どもたちへの良い刺激を期待しているからですしね。
でないとわざわざ高額の登録料もお給料・学費も支払って、
個室や福利厚生まで用意してオペアに来てもらおうと思わないはずです。
教育熱心
ですが子どもの将来を想うあまりに教育熱心なことがあるかもしれません。
オペアを雇えるぐらいに高給取りはそれだけ優秀な人ということでもありますからね。
そんな人は自分にも子どもにも厳しかったり、オペアへの期待も大きかったりします。
そのなかで自分を成長させたり、チャレンジしたい人以外は注意が必要かもしれません。
まとめ
■ どの家庭もお金持ち!じゃないとオペアを雇えない条件ばかり!
■ 家族構成は何パターンもある!
□ パパ・ママが共働きのご家庭が1番多いかも
・バラバラの指示で混乱、2対1の構図が大変
□ シングルのご家庭だとより感謝されるはず!
・勤務時間じゃなくても全員分の食事準備があったり忙しいかも
□ グランドペアレント(祖父母)もいる二世帯
・間を取りもってくれるような優しい人もいたりする
・常に見られているからやり辛さもある
□ 仕事外なのにペットのお世話させられるかも
■ ホストペアレントは忙しいけど休日には子どもと一緒に楽しむ生活!
■ 出勤しないタイプの働き方もある!
□ 在宅勤務が進んでいるので、結構家にいる
・授業やイベントのためにスケジュールを調整してくれたりするかも
・仕事中のパパ・ママのところに行ってしまって向き合いにくいかも
□ ホストペアレントの夜勤に合わせたスケジュールじゃないか要確認
■ 子ども想いの優しい性格の人ばかり!
□ 教育熱心でオペアへの期待が大きい人がいることも
今回はホストペアレントがどんな人か、さまざまな角度からお話しました!
いろんな場面での難しさも交えたので、自分の理想のファミリー像が少しでも見えてきたらうれしいです。
事前にできた指針をもとにインタビューで質問したり、なるべくフィーリングの合うファミリーとマッチングするようにしましょう!
他の記事では、ファミリー次第で変わる福利厚生のような特典をお話していきます!